2013年08月30日
日本にも生息するコブラ!?国内最強の毒蛇ハブよりも強力な毒を持つ奄美の毒蛇“ヒャン”。
奄美に生息する国内最強の毒蛇としてハブが有名ですが、実は奄美にはそのハブよりも強力な
猛毒を持つコブラ科の蛇“ヒャン”がいます。
その毒性はハブより数倍も強力なコブラと同じ神経性の毒で、血清もないので万が一咬まれると大変なことになります。
ですが、性質はおとなしく自分から攻撃を仕掛けてくることはまずありません。
(ここが攻撃的なハブと決定的に違うところですね。)
また体長は30~60cm程度と小さく、顔(口)も小さいので人を咬むことは無いようです。
さて、先日友人宅で飲んだ帰り、自宅前の道でヒャンに遭遇しました。
(ここは以前も大ばん(でっかい)ハブに遭遇した場所です。)
家の真ん前なので直ぐ部屋へ駆け上がりカメラを持ってきました。

くびれの無い細い頭をしているのでどっちが頭で尾かわかりません。

最初はのんびり動いていたのですがカメラが近ずくとそそくさと排水口へ逃げ・・・

そうで逃げずに、グニグニととぐろを巻いて隠れようと?しています。。。


(上部写真の拡大。)
そういえば以前草刈りの途中で見つけた時は、一緒にいたオジが
「毒のある尖った尾で刺すぞー」と言っていました。。。
え~!?さすがに「尾に毒は無いでしょう?」、しかもそれほど尖っているようにも見えないし、、、
と思っていましたが、もちろん触って確かめる勇気なんてありません。

しばらくは隠れ心地?のよさそうな姿勢をとろうとグネグネしていましたが、
やっぱり居心地が悪かったのでしょうか、かしばらくすると排水口へ逃げていきました。。。

いくら温厚な性格とはいえやっぱり“コブラ”。。。怖いのであまり近づいて撮影できませんでした。トホホ

こちらは上部写真の拡大です。
丁度尾の先端に黒い模様があるので一見すると尾の先端は丸く見えますが、
いえいえ、よく見ると確かに鋭く尖って堅そうです。。。
(後で調べたところではやっぱり尾に毒はないそうです。)
ヒャンは奄美群島にのみ生息する固有亜種で、オレンジ色~赤色地に黒の模様がある綺麗な蛇です。
最近の研究では「種レベル」でも日本固有であることがわかったそうです。
また、沖縄・徳之島には同亜種の“ハイ”と言う蛇がいますが、それとは模様が違ってるようです。
どちらも環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されています。
準絶滅危惧(NT),爬虫類,ハイ,Sinomicrurus japonicus boettgeri
準絶滅危惧(NT),爬虫類,ヒャン,Sinomicrurus japonicus japonicus
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画像をクリックでご覧下さい。

猛毒を持つコブラ科の蛇“ヒャン”がいます。
その毒性はハブより数倍も強力なコブラと同じ神経性の毒で、血清もないので万が一咬まれると大変なことになります。
ですが、性質はおとなしく自分から攻撃を仕掛けてくることはまずありません。
(ここが攻撃的なハブと決定的に違うところですね。)
また体長は30~60cm程度と小さく、顔(口)も小さいので人を咬むことは無いようです。
さて、先日友人宅で飲んだ帰り、自宅前の道でヒャンに遭遇しました。
(ここは以前も大ばん(でっかい)ハブに遭遇した場所です。)
家の真ん前なので直ぐ部屋へ駆け上がりカメラを持ってきました。
くびれの無い細い頭をしているのでどっちが頭で尾かわかりません。
最初はのんびり動いていたのですがカメラが近ずくとそそくさと排水口へ逃げ・・・
そうで逃げずに、グニグニととぐろを巻いて隠れようと?しています。。。
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そういえば以前草刈りの途中で見つけた時は、一緒にいたオジが
「毒のある尖った尾で刺すぞー」と言っていました。。。
え~!?さすがに「尾に毒は無いでしょう?」、しかもそれほど尖っているようにも見えないし、、、
と思っていましたが、もちろん触って確かめる勇気なんてありません。
しばらくは隠れ心地?のよさそうな姿勢をとろうとグネグネしていましたが、
やっぱり居心地が悪かったのでしょうか、かしばらくすると排水口へ逃げていきました。。。
いくら温厚な性格とはいえやっぱり“コブラ”。。。怖いのであまり近づいて撮影できませんでした。トホホ
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いえいえ、よく見ると確かに鋭く尖って堅そうです。。。
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Posted by 泥んこKazu at 16:06│Comments(0)
│奄美大島の生き物