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『TENNABURYA(テンナブリャ)』家の守り神、幸運を呼ぶ生き物として親しまれているヤモリ(トカゲ/トッケー/ゲッコー)デザインした「トライバル・民族・和柄・サーフ」ヘビーウエイトショートスリーブTシャツ。  鹿児島~沖縄までを結ぶ“海の道”「R58(国道58号線」。かの有名な“ルート66”をインスパイアしてデザインしたアメリカンテイストのTシャツです。 南国奄美大島のトロピカルフルーツ「パイナップル」をリアルシルエットでデザインした南国情緒たっぷりのTシャツです。 奄美・沖縄で捕れるタコをモチーフに「ポリネシアン・トライバル」テイストにデザインした厚手ヘビーウエイト生地のロングスリーブTシャツ。奄美大島に伝わる伝統の染色法「泥染め」による独特の風合いが魅力です オーサリの“守り神”(マジムン)を二つ巴の太陰大極図(陰陽太極図)に「トライバル・中南米(メキシカン)民族柄」でデザインしたヘビーウエイトショートスリーブTシャツです。 フィッシングアクティビティでは圧倒的パワーでソルトルアーアングラーを魅了する、奄美を代表する魚“ロウニンアジ(GT/ジャイアントトレバリー)”その勇猛な姿を描いた「ダイビング・フィッシング・サーフ」系のヘビーウエイトショートスリーブTシャツです。

2012年06月22日

トライバル・TATOO・和柄・入墨柄のヘビーウエイトTシャツ

新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー(TATOO)・トライバル・民族・和柄・サーフ系」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

奄美の入れ墨“針突ハヅキ”(ハジチ)タトゥー・トライバル泥染めTシャツ 3D BACK VIEW 

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。

前回記事「針突ハヅキver1」 ~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。


では、今回は針突ハヅキの模様について紹介したいと思います。

奄美ハヅキ・沖縄ハジチ/ハヂチ(手の横)

~模様について~
入墨の文様には各島々とも「施す部分・形状・配置・紋様」など共通点が多くあります。
(もちろん違いも見られます。)
入墨を施す部分においては奄美諸島・沖縄諸島ともほとんど同じです。

文様は「太陽・星等天体に関するもの」「風車・糸巻・鋏・鎌など生活に関するもの」
「魚・蟹・亀(動物)花・葉(植物)」「十文字・渦巻きなどの模様」と多種多用にありました。

手甲部の入墨は総称して「テビラ」と呼ばれ、精巧で華麗な文様から単純な文様・大小さまざまな文様があリ、それぞれに名称と意味があります。
全ては紹介できないのでここでは当Tシャツのベースになった模様について紹介します。

・真ん中の模様は「ゴロマキ」渦巻きで「+」字を形どっている。
 (魔除け的な意味の言い伝えがある。)

・拳部の×模様は「アズバン/アゼバン/アジバン」と呼ばれている。交叉の意。
 (指掌骨部に多く使われている。)

・指背の模様は総称で「イビバナ(指の節の意)」と呼ばれ、各島でいちじるしい違いがみられる。
 (大島本島では人差し指、中指、薬指にある文様を「矢」または「竹の葉「柳の葉」などと呼んでいた。)

Tシャツデザインの指部に使用しているスカイツリーの様な模様は、当工房がある笠利町で多く使われていた模様です。(この模様の名称や意味は紹介がありませんでした。)

・手首部(表)の三角+菱形は「サスカ」と呼ばれている。
 (手首には入墨をしない人もいるが、精巧な入墨をする人には施されている。)

・手首部(内)(Tシャツの前の模様)は「鳥の羽・魚の尾・亀の口・鎌・マキ(ゴロマキと同意)」
 などを一つにまとめた模様になっている。

奄美ハヅキ・沖縄ハジチ/ハヂチ(手の内)

~針突ハヅキのその後~
奄美では明治9年に政府から入墨の禁止令が布告されました。

しかし旧来の慣習を直ちに改めることは困難であり、また徹底していなかったこともあり
すぐに廃絶には至りませんでした。

その後、明治15年刑法施行と同時に入墨をした者は処罰されるようになり、また警察の説諭も徹底され次第に矯正されていきました。

それでもひそかにこれを業とする入墨師や施術者もおり、廃絶までには年月がかかったようである。

沖縄では当初施行を見送り、(明治32年)奄美から遅れること二十余年の後に法令により禁止されました。

<つづく>

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。

奄美の入れ墨“針突ハヅキ”(ハジチ)タトゥー・トライバル泥染めTシャツ 3D FRONT VIEW   


Posted by 泥んこKazu at 22:19Comments(0)泥染めTシャツ

2012年06月18日

父の日のプレゼント「上手な似顔絵ありがとう」(^^)

昨日は父の日でしたね~

ウチでは保育所に通う次男と三男からプレゼントを貰いました。

とてもうれしいお手伝い券とマッサージや肩たたき券face02

それと似顔絵。

二人とも僕の特徴を良く捕らえてとても上手に描けています。


お兄ちゃんのレン君はヒゲをカラフルな色使いで表現していて、いつもそのバッチリなセンスに驚きです。

弟のケイ君はいつの間にかちゃんとした顔が描ける様になっています。

あははははっ~icon137

しかも結構似ている!頭の形や毛の感じもface03


ところで、お手伝い券たちは当日のみ有効だそうで、二人ともチョチョっと肩をたたいてくれました。。。
(^^)

とても嬉しいプレゼントでした。

ありがとうねー!!
  


Posted by 泥んこKazu at 23:22Comments(2)イベント

2012年06月16日

タトゥー・トライバル・サーフ系のショートスリーブTシャツ

新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

奄美の入れ墨“針突ハヅキ”(ハジチ)タトゥー・トライバルTシャツ コーディネート×ジーンズ BACK VIEW

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。


今回は前回の記事で紹介した新作「針突ハヅキver1」泥染めTシャツのデザインベース
となった“ハヅキ”について少し詳しく紹介したいと思います。

前回記事「針突ハヅキver1」泥染めTシャツは“こちら”をクリックでご覧下さい。


―はじめに―
かつて琉球弧には“女性の手に入れ墨をする”「針突ハヅキ」と言う風習がありました。
(沖縄では「ハジチ/ハヂチ」と呼ばれています。)


奄美ハヅキ・沖縄ハジチ/ハヂチ(手の甲)
        <イメージ画像>

この風習については研究された方々により諸説様々な論説があります。

それら個々の論説を簡潔に紹介されていると供に、奄美を中心とした視点で纏められた
「奄美の針突」と言う貴重な一冊の本があります。

下記はその本で紹介されているいくつかの論説から、大体共通している要点のみを抜き出し
ザックリと纏めたものです。

文章は私の言葉で書きましたが、もちろん内容に個人的主観等は入っておりません。

私の読解力不足で間違って伝わるとダメなので、「なんとなくハヅキのイメージがわかる程度のもの」
としてご覧下さい。


~起源~
琉球弧に存在した「針突ハヅキ/ハジチ/ハヂチ」は、かつて日本本土に広がっていた入れ墨風習のなごりであると言われています。

その起源は石器時代とも言われており、縄文・弥生―古墳時代の出土品に入れ墨と同じ「鋸歯紋や渦巻
紋」の紋様が見られることから、かなり古い歴史があると考えられています。

これらの紋様は出土した銅鐸・銅鏡・装飾品に使われていることから、何か祭祀的・呪術的な意味があっ
たのではと考えられています。

また同様の紋様が九州~台湾まで広範囲で見られることから、はるか昔から南方の島々に深い結びつき
があった事をうかがわせているようです。


~意味するもの~
島々で違いがありますがほぼ共通してこの様な意味があったようです。

・女性であることの証であり結婚する為に必要
・装飾的な意味(憧れや誇り)
・後生で極楽往生する為(あの世への通行証の様なもの)
・大和(本土)に連れて行かれない為
・(その他、島々でいろいろあり。)

当時、女性にとって“ハヅキ”は絶対的な存在で憧れや誇りでした。

幾つかの民謡に入墨を歌ったものがありその一節に

「うとふしゃもちゅとき、とじふしゃもちゅとき、あやはじきふしゃ、わいのちまぎり」
(夫ほしさも一時、妻ほしさも一時、入墨ほしさは私の命かぎりである)

と言う歌詞があり、「島の娘たちの入墨への深いあこがれがうかがえる」と紹介されています。

<つづく>

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。

奄美の入れ墨“針突ハヅキ”(ハジチ)タトゥー・トライバルTシャツ コーディネート×ジーンズ FRONT VIEW




  


Posted by 泥んこKazu at 11:09Comments(0)泥染めTシャツ

2012年06月14日

「針突ハヅキ」タトゥー・トライバル・民族・サーフTシャツ

久しぶりに新作UPです!icon01

新作「針突ハヅキ」ver1。

かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様のヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

奄美の入れ墨“針突ハヅキ”(ハジチ)タトゥー・トライバルTシャツ BACK VIEW


それほど遠くない昔(明治政府により禁止される)まで奄美大島・沖縄等の琉球弧では“針突ハヅキ”と言う「女性の手に入れ墨をする風習」がありました。

(沖縄ではハジチ/ハヂチと呼ばれていました。)

その時代“針突ハヅキ”は女性にとって憧れであり誇りや象徴でしたが、時代の流れと供に途絶えてしまい今では直接見ることは叶わなくなりました。

その入墨の模様や意味は島々において違いがあるものの共通点も多くあり、「極楽往生に関係する信仰的なもの」「妖魔・悪魔を祓う呪術的なもの」「結婚に関すること」などの意味があったようです。

奄美の入れ墨“針突ハヅキ”(ハジチ)タトゥー・トライバルTシャツ FRONT VIEW

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」
でご覧下さい。


 こちらのTシャツは奄美大島本島で見られた模様をベースに、後ろ(背中)には「手の甲」の模様を、前(胸部)には「手の内側」に施されていた模様をデザインしています。

“針突ハヅキ”については次回以降のブログでもう少し詳しくご紹介したいと思います。  


Posted by 泥んこKazu at 12:06Comments(0)泥染めTシャツ