2012年07月31日
「Tシャツ展」に出品する新作泥染めTシャツです!
前回記事の続きですが、横浜で開催される
「artmania cafe gallery yokohama」様の
「Tシャツ展vol2」
に出展することになりました。
そこで今回の「Tシャツ展vol2」に合せていくつか新作を作ることにしました。
当ブランドTシャツは、ほとんど見かけることのない「泥染め+抜染」に力を入れてスタートしたのですが、振り返ってみるとせっかくの“天然染料”的なイメージが少ないなぁ~、、、
と思っていました。。。
なので、今回は原点に立ち返り「絞り染め」に力を入れてみようかなと思って製作しました。。。
で、作ったのがこちらです!

自然に造形される模様はやっぱり独特の魅力がありますねー(゚・゚*)
ところでこちらはまだホームページにはアップしておりません。
そのうち新作としてアップしますので、しばらくお待ち下さい。
あっ、ちなみに「Tシャツ展」に出品しているものはその場で購入も可能です!
(これから紹介しますがまだまだ他にもありますよー( ̄∀ ̄*)イヒッ)
お近く方、是非遊びにきて下さい。。。
↓「Tシャツ展vol2」のご案内はこちらです↓
http://www.cafegallery.artmania.jp/exibitions/20120805-tshirt-exibition-vol02/
「artmania cafe gallery yokohama」様の
「Tシャツ展vol2」
に出展することになりました。
そこで今回の「Tシャツ展vol2」に合せていくつか新作を作ることにしました。
当ブランドTシャツは、ほとんど見かけることのない「泥染め+抜染」に力を入れてスタートしたのですが、振り返ってみるとせっかくの“天然染料”的なイメージが少ないなぁ~、、、
と思っていました。。。
なので、今回は原点に立ち返り「絞り染め」に力を入れてみようかなと思って製作しました。。。
で、作ったのがこちらです!
自然に造形される模様はやっぱり独特の魅力がありますねー(゚・゚*)
ところでこちらはまだホームページにはアップしておりません。
そのうち新作としてアップしますので、しばらくお待ち下さい。
あっ、ちなみに「Tシャツ展」に出品しているものはその場で購入も可能です!
(これから紹介しますがまだまだ他にもありますよー( ̄∀ ̄*)イヒッ)
お近く方、是非遊びにきて下さい。。。
↓「Tシャツ展vol2」のご案内はこちらです↓
http://www.cafegallery.artmania.jp/exibitions/20120805-tshirt-exibition-vol02/
2012年07月30日
横浜のギャラリーで開催される「Tシャツ展」に出展します!
このたび横浜のギャラリーで開催される
「Tシャツ展vol2」に出展することになりました!

場所は桜木町駅にほど近い「artmania cafe gallery yokohama」
(アートマニアカフェギャラリーヨコハマ)です。
「artmania cafe gallery yokohama」は古い民家を改造したギャラリーで、
一般的な展示場のように無機質な印象ではなく、「元が家」なだけに
作品を身近に感じることのできる“やさしい空間”になっています。
Tシャツのように生活に密着した作品の展示にはピッタリです。
またカフェも併設されていて人との繋がりを大切に思われています。
(なんとなく奄美っぽいですね(^^))
「見終わったらすぐに出る」ではなく、作品の印象と余韻でお茶ができる。
映画のエンドロールでお茶をする、、、見たいな感じ?
ん?ちょっと違う?
でも、ギャラリーでゆっくりできるってイイですよね。。。
開催期間は
8月5日(日)~8月11日(土)までです。
ただ今、「artmania cafe gallery yokohama」様のブログで
出展アーティストの方々が紹介されています。
クリエイティブなアーティストの方々が目白押しです。
是非ご覧下さい。
↓こちらです。
「artmania cafe gallery yokohama企画展【Tシャツ展2】出展者紹介始めます。」
宜しくお願いします。
「Tシャツ展vol2」に出展することになりました!

場所は桜木町駅にほど近い「artmania cafe gallery yokohama」
(アートマニアカフェギャラリーヨコハマ)です。
「artmania cafe gallery yokohama」は古い民家を改造したギャラリーで、
一般的な展示場のように無機質な印象ではなく、「元が家」なだけに
作品を身近に感じることのできる“やさしい空間”になっています。
Tシャツのように生活に密着した作品の展示にはピッタリです。
またカフェも併設されていて人との繋がりを大切に思われています。
(なんとなく奄美っぽいですね(^^))
「見終わったらすぐに出る」ではなく、作品の印象と余韻でお茶ができる。
映画のエンドロールでお茶をする、、、見たいな感じ?
ん?ちょっと違う?
でも、ギャラリーでゆっくりできるってイイですよね。。。
開催期間は
8月5日(日)~8月11日(土)までです。
ただ今、「artmania cafe gallery yokohama」様のブログで
出展アーティストの方々が紹介されています。
クリエイティブなアーティストの方々が目白押しです。
是非ご覧下さい。
↓こちらです。
「artmania cafe gallery yokohama企画展【Tシャツ展2】出展者紹介始めます。」
宜しくお願いします。
2012年07月09日
着丈・袖丈の短いヘビーウエイトショートスリーブTシャツ
OSARI製Tシャツは着丈・袖丈が短い独特のフォルムが特徴です。
新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
今回記事は~ハヅキの余話~の続きです。
前前前回記事~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前前回記事~ハヅキの模様について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前回記事~ハヅキの余話~ はこちらをクリックでご覧下さい。
~余話2~
東京で官界の出世頭といわれ名声を博した某氏が親孝行をするんだと、母親を島から呼び一緒に暮らしていた時の話である。
母親は両手に立派な入墨が施されていた。慣習であったとはいえ、この頃入墨はもはや一般社会に受け入れられるべきものではなかった。
状況してきた母親ははなやかな東京の文化に戸惑うばかり。また自分の手にある入墨を気にしてひと前に出ることをはばかった。外出の時は厚い夏のさかりでも手袋をする事を忘れなかった。
そんなことに窮屈さを感じたのか、母親は島に帰り再び一人暮らしを始めたという。
またある女性は「大衆浴場に入ったら周囲の人達が入墨のある自分の料亭を物珍しげにあるいは不思議そうにジロジロながめるので大変恥ずかしい思いをした。
以後私は銭湯に行くことをやめ家で行水をして済ませた。
入墨をした少女のころは一人前の女性になれたとうれしかったものだが、都会では奄美女性の入墨がいかに珍奇なものであるかを思い知らされ後悔しました」と話してくれた。
このほかまだあるが入墨は宗教的・信仰的意義を含んで施され、奄美女性の憧れの的であった。その風習が自分達の世代で終わる。
入墨の意義や考え方まで時の推移とともに変わっていく姿を彼女達はどう受けとめていたのであろうか。
(大島新聞.1998.1.20)
歴史に「もし・・・」は無いといわれますが、、、
「もし、禁止令が布告されなければ。。。」
それでもやはりハヅキは自然に衰退・絶滅したのでしょうか。
あるいは文様は現代風になり、進化して生き残ったのか。
今も“琉球弧に生きる女性の象徴”となっていただろうか。。。?
もしかしたらどのみち自然に衰退・絶滅する運命だったのかもしれません。
それでも、、、個人的には強制的に廃絶に追い込まれてしまった事が残念でなりません。
「針突ハヅキ」の説明シリーズは今回で一応終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
<おわり>
“ハヅキTシャツ”は気が向いた頃にまたブログで紹介するかもしれません。
だってTシャツ屋さんですので、、、ヘ(´ω`)ゞ
その節にはまたよろしくお願いします。
新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
今回記事は~ハヅキの余話~の続きです。
前前前回記事~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前前回記事~ハヅキの模様について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前回記事~ハヅキの余話~ はこちらをクリックでご覧下さい。
~余話2~
東京で官界の出世頭といわれ名声を博した某氏が親孝行をするんだと、母親を島から呼び一緒に暮らしていた時の話である。
母親は両手に立派な入墨が施されていた。慣習であったとはいえ、この頃入墨はもはや一般社会に受け入れられるべきものではなかった。
状況してきた母親ははなやかな東京の文化に戸惑うばかり。また自分の手にある入墨を気にしてひと前に出ることをはばかった。外出の時は厚い夏のさかりでも手袋をする事を忘れなかった。
そんなことに窮屈さを感じたのか、母親は島に帰り再び一人暮らしを始めたという。
またある女性は「大衆浴場に入ったら周囲の人達が入墨のある自分の料亭を物珍しげにあるいは不思議そうにジロジロながめるので大変恥ずかしい思いをした。
以後私は銭湯に行くことをやめ家で行水をして済ませた。
入墨をした少女のころは一人前の女性になれたとうれしかったものだが、都会では奄美女性の入墨がいかに珍奇なものであるかを思い知らされ後悔しました」と話してくれた。
このほかまだあるが入墨は宗教的・信仰的意義を含んで施され、奄美女性の憧れの的であった。その風習が自分達の世代で終わる。
入墨の意義や考え方まで時の推移とともに変わっていく姿を彼女達はどう受けとめていたのであろうか。
(大島新聞.1998.1.20)
歴史に「もし・・・」は無いといわれますが、、、
「もし、禁止令が布告されなければ。。。」
それでもやはりハヅキは自然に衰退・絶滅したのでしょうか。
あるいは文様は現代風になり、進化して生き残ったのか。
今も“琉球弧に生きる女性の象徴”となっていただろうか。。。?
もしかしたらどのみち自然に衰退・絶滅する運命だったのかもしれません。
それでも、、、個人的には強制的に廃絶に追い込まれてしまった事が残念でなりません。
「針突ハヅキ」の説明シリーズは今回で一応終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
<おわり>
“ハヅキTシャツ”は気が向いた頃にまたブログで紹介するかもしれません。
だってTシャツ屋さんですので、、、ヘ(´ω`)ゞ
その節にはまたよろしくお願いします。
2012年07月05日
奄美・沖縄/琉球弧に存在した古の風習ハヅキ(ハジチ)
前前回記事~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前回記事~ハヅキの模様について~ はこちらをクリックでご覧下さい。

「奄美の針突」の中に、著書の山下文武さんの話が地元紙のコラム欄に掲載された時の記事が「余話」として紹介されています。
その中から個人的に興味深かった一部を抜粋してご紹介します。
~余話1~
テレビでパプアニューギニアの奥地の部族で十二歳になる村長の息子が全身千箇所ほどカミソリを使ってワニ模様の入墨を彫っている残酷な場面を見て思わず目をそむけた。
場所は聖地で行われ息子は全身にしみる痛みを歯を食いし針こらえ、時々うなっていた。これが一人前になる儀式だと言う。終わって両親はこれで息子も一人前になったと喜んでいるシーンであった。
奄美のハヅキもやはり成人式と関係があり、手甲に針で突かれた時の痛さは大変だったようで、これを施してはじめて一人前の婦女と認められた。その上入墨の無い女性は死後は地獄に落ちるという信仰があった。
こういった信仰以外に十字型の文様に魔よけの信仰や手首の内側に施された文様に呪術的な意味があった。
島々によりまた施された文様は違っているが、中にはボルネオのカーヤン族やサモア島婦人の入墨と類似しているものが見受けられる。
これらの文様を見ていると、なぜか南方からの形跡もあるように思われてならない。
(大島新聞.1994.10.19)
きっとそうです、私もそう思います。
以前テレビ番組の「世界ふしぎ発見」でポリネシア人と日本人の共通点について紹介していたと記憶しています。
まだ国境など存在しなかった時代に、新天地を求めて小さな船で命がけで大海原に漕ぎ出した古代の人々。
多くの犠牲を払いながらも、やがて琉球弧~日本へたどり着いたのでしょう。。。
ハヅキの文様の背景にはきっとそんな壮大な旅があったのだと思っています。
(ぜったいそうです。そう思いたいです。(^^))
<つづく>
新作「針突ハヅキ」ver1。
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様のヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。
「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。

前回記事~ハヅキの模様について~ はこちらをクリックでご覧下さい。

「奄美の針突」の中に、著書の山下文武さんの話が地元紙のコラム欄に掲載された時の記事が「余話」として紹介されています。
その中から個人的に興味深かった一部を抜粋してご紹介します。
~余話1~
テレビでパプアニューギニアの奥地の部族で十二歳になる村長の息子が全身千箇所ほどカミソリを使ってワニ模様の入墨を彫っている残酷な場面を見て思わず目をそむけた。
場所は聖地で行われ息子は全身にしみる痛みを歯を食いし針こらえ、時々うなっていた。これが一人前になる儀式だと言う。終わって両親はこれで息子も一人前になったと喜んでいるシーンであった。
奄美のハヅキもやはり成人式と関係があり、手甲に針で突かれた時の痛さは大変だったようで、これを施してはじめて一人前の婦女と認められた。その上入墨の無い女性は死後は地獄に落ちるという信仰があった。
こういった信仰以外に十字型の文様に魔よけの信仰や手首の内側に施された文様に呪術的な意味があった。
島々によりまた施された文様は違っているが、中にはボルネオのカーヤン族やサモア島婦人の入墨と類似しているものが見受けられる。
これらの文様を見ていると、なぜか南方からの形跡もあるように思われてならない。
(大島新聞.1994.10.19)
きっとそうです、私もそう思います。
以前テレビ番組の「世界ふしぎ発見」でポリネシア人と日本人の共通点について紹介していたと記憶しています。
まだ国境など存在しなかった時代に、新天地を求めて小さな船で命がけで大海原に漕ぎ出した古代の人々。
多くの犠牲を払いながらも、やがて琉球弧~日本へたどり着いたのでしょう。。。
ハヅキの文様の背景にはきっとそんな壮大な旅があったのだと思っています。
(ぜったいそうです。そう思いたいです。(^^))
<つづく>
新作「針突ハヅキ」ver1。
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様のヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。
「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
