2012年07月09日
着丈・袖丈の短いヘビーウエイトショートスリーブTシャツ
OSARI製Tシャツは着丈・袖丈が短い独特のフォルムが特徴です。
新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
今回記事は~ハヅキの余話~の続きです。
前前前回記事~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前前回記事~ハヅキの模様について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
前回記事~ハヅキの余話~ はこちらをクリックでご覧下さい。
~余話2~
東京で官界の出世頭といわれ名声を博した某氏が親孝行をするんだと、母親を島から呼び一緒に暮らしていた時の話である。
母親は両手に立派な入墨が施されていた。慣習であったとはいえ、この頃入墨はもはや一般社会に受け入れられるべきものではなかった。
状況してきた母親ははなやかな東京の文化に戸惑うばかり。また自分の手にある入墨を気にしてひと前に出ることをはばかった。外出の時は厚い夏のさかりでも手袋をする事を忘れなかった。
そんなことに窮屈さを感じたのか、母親は島に帰り再び一人暮らしを始めたという。
またある女性は「大衆浴場に入ったら周囲の人達が入墨のある自分の料亭を物珍しげにあるいは不思議そうにジロジロながめるので大変恥ずかしい思いをした。
以後私は銭湯に行くことをやめ家で行水をして済ませた。
入墨をした少女のころは一人前の女性になれたとうれしかったものだが、都会では奄美女性の入墨がいかに珍奇なものであるかを思い知らされ後悔しました」と話してくれた。
このほかまだあるが入墨は宗教的・信仰的意義を含んで施され、奄美女性の憧れの的であった。その風習が自分達の世代で終わる。
入墨の意義や考え方まで時の推移とともに変わっていく姿を彼女達はどう受けとめていたのであろうか。
(大島新聞.1998.1.20)
歴史に「もし・・・」は無いといわれますが、、、
「もし、禁止令が布告されなければ。。。」
それでもやはりハヅキは自然に衰退・絶滅したのでしょうか。
あるいは文様は現代風になり、進化して生き残ったのか。
今も“琉球弧に生きる女性の象徴”となっていただろうか。。。?
もしかしたらどのみち自然に衰退・絶滅する運命だったのかもしれません。
それでも、、、個人的には強制的に廃絶に追い込まれてしまった事が残念でなりません。
「針突ハヅキ」の説明シリーズは今回で一応終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
<おわり>
“ハヅキTシャツ”は気が向いた頃にまたブログで紹介するかもしれません。
だってTシャツ屋さんですので、、、ヘ(´ω`)ゞ
その節にはまたよろしくお願いします。
新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー・トライバル・民族・エスニック・和柄・サーフ」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。

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今回記事は~ハヅキの余話~の続きです。
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~余話2~
東京で官界の出世頭といわれ名声を博した某氏が親孝行をするんだと、母親を島から呼び一緒に暮らしていた時の話である。
母親は両手に立派な入墨が施されていた。慣習であったとはいえ、この頃入墨はもはや一般社会に受け入れられるべきものではなかった。
状況してきた母親ははなやかな東京の文化に戸惑うばかり。また自分の手にある入墨を気にしてひと前に出ることをはばかった。外出の時は厚い夏のさかりでも手袋をする事を忘れなかった。
そんなことに窮屈さを感じたのか、母親は島に帰り再び一人暮らしを始めたという。
またある女性は「大衆浴場に入ったら周囲の人達が入墨のある自分の料亭を物珍しげにあるいは不思議そうにジロジロながめるので大変恥ずかしい思いをした。
以後私は銭湯に行くことをやめ家で行水をして済ませた。
入墨をした少女のころは一人前の女性になれたとうれしかったものだが、都会では奄美女性の入墨がいかに珍奇なものであるかを思い知らされ後悔しました」と話してくれた。
このほかまだあるが入墨は宗教的・信仰的意義を含んで施され、奄美女性の憧れの的であった。その風習が自分達の世代で終わる。
入墨の意義や考え方まで時の推移とともに変わっていく姿を彼女達はどう受けとめていたのであろうか。
(大島新聞.1998.1.20)
歴史に「もし・・・」は無いといわれますが、、、
「もし、禁止令が布告されなければ。。。」
それでもやはりハヅキは自然に衰退・絶滅したのでしょうか。
あるいは文様は現代風になり、進化して生き残ったのか。
今も“琉球弧に生きる女性の象徴”となっていただろうか。。。?
もしかしたらどのみち自然に衰退・絶滅する運命だったのかもしれません。
それでも、、、個人的には強制的に廃絶に追い込まれてしまった事が残念でなりません。
「針突ハヅキ」の説明シリーズは今回で一応終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
<おわり>
“ハヅキTシャツ”は気が向いた頃にまたブログで紹介するかもしれません。
だってTシャツ屋さんですので、、、ヘ(´ω`)ゞ
その節にはまたよろしくお願いします。
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yagyubuuu 1,141円 |
yagyubuuu 2,493円 | yagyubuuu 3,281円 | ガオガウズ 3,281円 | ガオガウズ 1,312円 | ガオガウズ 2,493円 |
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Posted by 泥んこKazu at 21:29│Comments(0)
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