2012年06月22日
トライバル・TATOO・和柄・入墨柄のヘビーウエイトTシャツ
新作「針突ハヅキver1」
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー(TATOO)・トライバル・民族・和柄・サーフ系」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。
「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
前回記事「針突ハヅキver1」 ~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
では、今回は針突ハヅキの模様について紹介したいと思います。
~模様について~
入墨の文様には各島々とも「施す部分・形状・配置・紋様」など共通点が多くあります。
(もちろん違いも見られます。)
入墨を施す部分においては奄美諸島・沖縄諸島ともほとんど同じです。
文様は「太陽・星等天体に関するもの」「風車・糸巻・鋏・鎌など生活に関するもの」
「魚・蟹・亀(動物)花・葉(植物)」「十文字・渦巻きなどの模様」と多種多用にありました。
手甲部の入墨は総称して「テビラ」と呼ばれ、精巧で華麗な文様から単純な文様・大小さまざまな文様があリ、それぞれに名称と意味があります。
全ては紹介できないのでここでは当Tシャツのベースになった模様について紹介します。
・真ん中の模様は「ゴロマキ」渦巻きで「+」字を形どっている。
(魔除け的な意味の言い伝えがある。)
・拳部の×模様は「アズバン/アゼバン/アジバン」と呼ばれている。交叉の意。
(指掌骨部に多く使われている。)
・指背の模様は総称で「イビバナ(指の節の意)」と呼ばれ、各島でいちじるしい違いがみられる。
(大島本島では人差し指、中指、薬指にある文様を「矢」または「竹の葉「柳の葉」などと呼んでいた。)
Tシャツデザインの指部に使用しているスカイツリーの様な模様は、当工房がある笠利町で多く使われていた模様です。(この模様の名称や意味は紹介がありませんでした。)
・手首部(表)の三角+菱形は「サスカ」と呼ばれている。
(手首には入墨をしない人もいるが、精巧な入墨をする人には施されている。)
・手首部(内)(Tシャツの前の模様)は「鳥の羽・魚の尾・亀の口・鎌・マキ(ゴロマキと同意)」
などを一つにまとめた模様になっている。
~針突ハヅキのその後~
奄美では明治9年に政府から入墨の禁止令が布告されました。
しかし旧来の慣習を直ちに改めることは困難であり、また徹底していなかったこともあり
すぐに廃絶には至りませんでした。
その後、明治15年刑法施行と同時に入墨をした者は処罰されるようになり、また警察の説諭も徹底され次第に矯正されていきました。
それでもひそかにこれを業とする入墨師や施術者もおり、廃絶までには年月がかかったようである。
沖縄では当初施行を見送り、(明治32年)奄美から遅れること二十余年の後に法令により禁止されました。
<つづく>
「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
かつて奄美大島・沖縄の島々(琉球弧)に存在した「女性の手に入れ墨をする風習“針突ハヅキ”」
その独特の模様を現代に蘇らせた「タトゥー(TATOO)・トライバル・民族・和柄・サーフ系」模様の
ヘビーウエイト ショートスリーブ 泥染めTシャツです。
「この商品の詳細及びご購入についてはこちらをクリック」でご覧下さい。
前回記事「針突ハヅキver1」 ~ハヅキの起源や意味について~ はこちらをクリックでご覧下さい。
では、今回は針突ハヅキの模様について紹介したいと思います。
~模様について~
入墨の文様には各島々とも「施す部分・形状・配置・紋様」など共通点が多くあります。
(もちろん違いも見られます。)
入墨を施す部分においては奄美諸島・沖縄諸島ともほとんど同じです。
文様は「太陽・星等天体に関するもの」「風車・糸巻・鋏・鎌など生活に関するもの」
「魚・蟹・亀(動物)花・葉(植物)」「十文字・渦巻きなどの模様」と多種多用にありました。
手甲部の入墨は総称して「テビラ」と呼ばれ、精巧で華麗な文様から単純な文様・大小さまざまな文様があリ、それぞれに名称と意味があります。
全ては紹介できないのでここでは当Tシャツのベースになった模様について紹介します。
・真ん中の模様は「ゴロマキ」渦巻きで「+」字を形どっている。
(魔除け的な意味の言い伝えがある。)
・拳部の×模様は「アズバン/アゼバン/アジバン」と呼ばれている。交叉の意。
(指掌骨部に多く使われている。)
・指背の模様は総称で「イビバナ(指の節の意)」と呼ばれ、各島でいちじるしい違いがみられる。
(大島本島では人差し指、中指、薬指にある文様を「矢」または「竹の葉「柳の葉」などと呼んでいた。)
Tシャツデザインの指部に使用しているスカイツリーの様な模様は、当工房がある笠利町で多く使われていた模様です。(この模様の名称や意味は紹介がありませんでした。)
・手首部(表)の三角+菱形は「サスカ」と呼ばれている。
(手首には入墨をしない人もいるが、精巧な入墨をする人には施されている。)
・手首部(内)(Tシャツの前の模様)は「鳥の羽・魚の尾・亀の口・鎌・マキ(ゴロマキと同意)」
などを一つにまとめた模様になっている。
~針突ハヅキのその後~
奄美では明治9年に政府から入墨の禁止令が布告されました。
しかし旧来の慣習を直ちに改めることは困難であり、また徹底していなかったこともあり
すぐに廃絶には至りませんでした。
その後、明治15年刑法施行と同時に入墨をした者は処罰されるようになり、また警察の説諭も徹底され次第に矯正されていきました。
それでもひそかにこれを業とする入墨師や施術者もおり、廃絶までには年月がかかったようである。
沖縄では当初施行を見送り、(明治32年)奄美から遅れること二十余年の後に法令により禁止されました。
<つづく>
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yagyubuuu 1,141円 |
yagyubuuu 2,493円 | yagyubuuu 3,281円 | ガオガウズ 3,281円 | ガオガウズ 1,312円 | ガオガウズ 2,493円 |
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Posted by 泥んこKazu at 22:19│Comments(0)
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